ノーリフトポリシー

初任者研修になって今までのヘルパー講座と大きく違うところは実習が無くなったということ。
あ、でも職業訓練での初任者研修では実習はあるんだけどね。

でも大学の講座では実習が無くなったんだな。

それで先日大学での講座での休憩中に担当者が
「実習に行かない分、講座の中でしっかり色々な方法があるって見せてあげておいた方が良いと思って。
それで、スライディングボードも買おうと思っています」
とのこと。
「そりゃ嬉しい!是非!。で、いくつ買うの?」
と聞いたら
「7つほど注文出来るくらいの予算を取りました」
「マジっすか?それって凄くない?」
「大丈夫です」
「だったらボードも良いけど、スライディングシートを何とかならないかなぁ?」
と言うと
「いざえもんが2枚あるんですか・・・」
「ああ、いざえもんかぁ。。。悪くはないけど、いまいちなのよね〜。どうせならオーストラリア製の本物のシート仕入れてくれないかなぁ〜。ボード7つもいらんことない?少し減らしてその分シートにして貰えると良いかも」と
で、ボードの数を減らしてシートを買ってくれることになった!
やったぁ!!!

でも問題は、講師がちゃんと使い方を教えられるかどうかってことなんだけども。。。
折角モノがあっても使えなきゃ意味無いし、間違えた使い方したら事故になるし。

実際現場でもシートとボードを使っているけど、いまいちきちんと使えていない人がちらほら。
それにいまだに「道具や機械で介助するのは”冷たい”とおっしゃる方もいたり」

いえいえいえいえいえ、冷たいって、何が冷たいのかよく考えて頂きたい。

昨日若者とも話をしていたんだけど
「介助が大変な人に対して「ちょっと大変だよな」とマイナスの感情を持って介助してしまう気持ちの冷たさの方が冷たいと思う」
と若者。
その通りだと思う。

それに「お互い」安楽なのが何よりじゃなかろうか?

冷たい以前に、道具を使うと力でやるより若干準備とかに時間もかかってしまう。
でもそのほんの数分(場合によっては数秒)と「お互いの安楽」とどっちが大事よ?

そんなことを、ことある毎に力説する私なんだけど、いまいち通じないと言うか、温度差を感じてしまうことしばしば。

と言うわけで、力で頑張って来た人達は、いくら説明してもいまいち道具を使うことに消極的だったりする。

だったら資格を取る段階の人達に、最初の段階から道具に見慣れて貰うに越したことがないと思って、今までも実技の時に教科書なんかには全然載って無いけど自前でスライディングボード(ヤフーで5000円で落とした!)と、シート(うちのPTに頼んでオーストラリア製を買った)といざえもん(ネットで買った)を持ち込んで受講生さん達に使い比べて貰っていた。

実際教科書通りのベッド上での移動介助をしたあと、シートを使ってスルリとやった時の受講生さん達の喜びようったら!
毎回スルリとシートを抜き取った時には、私はマジシャンにでもなったかのような拍手喝采を頂戴する。
「ね?福祉道具ってステキでしょ?」と自慢する私。って、私が開発した訳じゃないんだけどさ。

で、今度からそのボードとシートを教室側で用意してくれるという有り難さ。

今ちょっと仕事が大変なことになっていて、食欲が無くなり激やせしてしまっている担当者Nさん。
本当に心から感謝。
あなたみたいな人がいるから私たちは現場で頑張れるのよ!と、心からエールを送りたい。
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20:57 | ひなた | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
餅は餅屋。 | top | 不幸自慢。

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