若者の思い

夕べは祇園祭の宵山。
ということで、恒例の金魚がうちにやってきた。
今年は8匹。
何匹生き残るかドキドキするなぁ〜。

それでプチリーダーな若者がもうすぐ引越をするので、段ボールを施設から貰って帰るのに運搬を請け負った私。
彼女は遅出だったので夜10時に仕事が終わったと連絡が入り、施設に迎えに行って、ついでにフロアリーダーと近所のパートさんも誘って4人で遅い夕飯を食べに行った。

その後「明日は早出なので12時には帰りたい」と言うシンデレラなリーダーを送って行ったんだけど、リーダーんちは京都の町のど真ん中。
夜店は11時までだけど山鉾は通りにどどんと飾ってある。
歩行者天国も終わって車も通れるので、ちょっと町中をドライブして帰るかとなった。

あんな場所をあんな時間にドライブしたのは初めてなので、めっちゃわくわく。
でも酔っぱらいが飛び出して来そうでドキドキしつつ慎重に運転をする私のよこで、おおはしゃぎな若者。

で、ついノリが良くなりこのまま帰るのもなんだし、お茶して帰るか?ってことで、24時間営業のドトールに寄った。
好きな相手にメアドが聞き出せないダメダメな若者にアドバイスするおばはん2人。

その後昨日旅立った利用者さんの話でしんみり。
実は先週の金曜日にお一人旅立ち、一週間も経たない昨日もう一人となった。
こういうのって不思議と続く時は続くのよね。

それで今回亡くなったお二人は私が勤める前から入所されている古株な利用者さんたちで、色々な思いが募るお別れだった。

特に昨日は若者の担当の利用者さんだったんだけど、間もなく旅立たれるというところで他のフロアの職員に「お別に来られる人は来て下さい」と電話をしに行き、同じフロアにいた古株の職員に「最後のお別れに行ってあげて下さい」と駆け回っていたんだけど、そうなるとユニットが空になるので、変わりに若者がユニットの見守りに入って他の利用者さんと折り紙を折っている時に旅立たれたとか。

結局若者は最後に立ち会えず残念な気持ちになったんだけど、そうも言えず。
居室に入って号泣する家族さんと一緒に泣いた若者だったけど、一歩部屋を出ると他の利用者さんの前では普段と変わらぬ顔をしなくちゃいけないという矛盾する感情に本気で悩んでいた。
「普通の顔が出来る自分にもビックリなんですけど、慣れてしまったってこと?これって人間としてどうなんですか?」と本気で悩んでいた。

もう一人のパートさんは、おとといその方の顔を見て「もうこの人あかんねんわ」と思ったら涙が出てしまったと言ったんだけど「いくらなんでも本人の目の前で泣いたらあかんやろ」とダメ出しした私。
「そんなこと言うても私はこんなことに慣れてへんし、涙が出てまうやんか」と言っていた。
確かにそれはもっともな感覚なんだと思う。

ベテランの職員さんになると泣かない人も多い。
他の利用者さんにはそれぞれの生活はまだ続くわけだし、いちいち泣いていられないのも事実だしそういう仕事だったりする。
それに実際「人の死」に慣れてしまっているのかもしれない。

私は8年目になるけど、こればかりはまだ慣れることはなく、そのたび泣いてしまう。
とはいえ仕事は仕事なので他の利用者さんの前では普段と変わらない自分で対応するように努力している。
でも夜勤中の巡回で、ついうっかり空いた居室にってしまうといろんな思いがこみ上げてまたしても泣いてしまう。
そして一人で号泣して、涙を拭いて巡回を続ける。

人それぞれ感情の対処の仕方はあると思うけど、毎度の事ながらしばらくは切ない。

そんな話に夢中になり気づけば朝の5時。夜が明けてしまったよ。ってことになっていた。
早出なら起きる時間やんかいさ!!!
つうか、マジで早出の職員が入ってくるんじゃないか?って感じだったので、早々にドトールを引き上げた。

なんつうか、夜通し話をしたのは久しぶりな感じだけど。
っていうか、今日も仕事なんだな。げらげら。

今日はうっかり空いた居室に入らないようにしよう。
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14:27 | ひなた | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
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