蛍がり

この春サブリーダーに出世した若者は、今年レク担当になった。

それで「蛍がりしたいわー」とリクエストしてみたら
「狩るんですか?捕まりませんか?」と言われた。

「狩るんちゃうわ!見にいくねんや!
もみじ見に行くのにもみじがりって言うやろ?
そのかるや!!!」

と私。

で、すぐに起案を通してくれて今週から蛍見物に夜のお出かけをしているうちの特養。
哲学の道まで車椅子を押して歩いても15分程度という好立地なのに、蛍を見に行かないなんて勿体無いと毎年思っていた。

とはいえ職員が激少ないので、時間外に出てこられるボランティア職員さんに頼らざるを得ず、夜の外出なのでマンツーマン。
それで一日3,4人ずつ利用者さんを連れて夜のお散歩となった。

言いだしっぺなので手伝わないわけにゆかずというか、行きたかったから喜んで手伝いに名前を連ねたわたし。

初日は勤務で行けなかったんだけど、戻って来た利用者さんたちはとても喜んでくれていた。
「蛍が見られるなんて思ってなかったわ~。ここにいたらいろんなもの見せてもらえて嬉しいわ」と満面の笑み。
こんなに喜んでもらえて本当に良かったわ。
皆さん認知症なので明日には綺麗さっぱり忘れているだろうけど、それでもええねん。

2日目はお手伝いに参加。
他のフロアの人たちにも声をかけ、総勢7名ほどで出発。

蛍ポイントにはすでにたくさんの見物客がいたけど
「すみません」と恐縮しつつも強引に車椅子を割り込ませていただいた。

みなさん「どうぞ」と気持ちよく場所を開けてくださり本当に感謝感謝。

「わぁ、ほんまに蛍や!」と利用者さんたちにも喜んでいただけ、暗がりで記念撮影をしたりと、ほんの1時間程度の夜のお出かけだけど十分楽しんで頂けた。

そろそろ梅雨入りなのでお天気が怪しくなるけど、来週半ばまで毎日数名ずつ夜のお散歩に出かける予定なので、周辺の皆さんにはご迷惑をおかけいたしますが(何せ哲学の道って狭いので、車椅子が邪魔だし)めったに無い夜の外出なので、利用者さんに楽しんで頂きたいわ。

しかし夜の外出って楽しいわ。
もっと他に企画出来ないかと思案中。

なにせ特養なので、個別ケアといってもなかなか現実的には厳しく、時間と職員の都合に合わせた生活になってしまう。
去年あたりからだいぶ緩和されて自由度が高くなってきたとはいえ、まだまだ生活に刺激が無さ過ぎ。

レクって大事だと講座でも繰り返して言い続けているのだけど、現実的には職員の過酷な現状を見てあまり言いだせない。
余計な仕事を増やすだけだし。なのでボランティアで紙芝居を始めたんだけど。

しかし非常勤のパートな私なんかの意見に、ちゃんと耳を傾けてくれる若者に感謝。
彼女と一緒に仕事が出来るのが本当に楽しいしわ。
スポンサーサイト
09:46 | ひなた | comments (0) | trackbacks (0) | page top↑
車にはねられた私。 | top | やっぱりベロベロ

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://wankos.blog84.fc2.com/tb.php/2410-07f7d443