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へその緒の謎と母の形見。

今回の母の抗癌治療。
100人に10人程度副作用が出て、さらにそのうち1人の割合で死亡されることもある。
とのお医者さんからの説明だったとか。

つまり1/100の確率に大当たりした母。
8月16日に入院して1週間で退院予定だったけど退院できず、そのまま悪化し9月16日の朝に旅立った。
「こんなんに当たるなら宝くじ買っとけば良かった」と言っていたらしい。

2月に兄の大腸癌ステージ3が見つかりオペをして実家は大騒ぎだったのだけど、うちも幸ちゃんのターミナルでバタバタしていて放ったらかしていたら、5月に電話がかかってきた。
兄ちゃん死んだか?と思ったら、母の肺癌末期のステージ4という衝撃の事態になった。

すでに骨に転移していてオペも化学治療も出来ない状態だという告知を母は自分で受け、今後の方針も自分で選び、一切泣き言を言わずに驚くほど男前に潔く旅立って行った。
我が母ながら天晴れって感じ。

ところでそんな母から兄が、私へと託された形見の品がこれ。
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元歯科医勤務の従姉妹お薦めの歯磨きペースト。
しかも1本は使いさし。

9月に入って寝たきり安静で動けなくなった母が、もう歯を磨けないからって兄に私に渡すよう託したらしい。
「これあんたにっておかんから」と渡された。
まぁ私も使っているから有り難く頂くけどね。

そしてその後母の様子を見に行った時、酸素マスクを外してまで私に聞いて来たのが「お兄ちゃんから歯磨き粉受け取ったか?」だった。

他に言うこと無いんかい!!!って心の中で突っ込む私。
危篤の人が言うこととちゃうやろがっ!!!

そんな母の形見の品の歯磨きペースト。
大事に使わせて貰いますけどね。
でも使いかけは微妙やな。

つうか、形見の品に歯磨き粉ってどうよ?
もっとこう、宝石とかないんかい?って、無いよね。
母がそんなの持ってるの見たこと無いし。

さらに従姉妹に言ったら「あの歯磨き粉のお金、私まだ払って貰ってないで?」ですって。
おかん、従姉妹に歯磨き粉のお金踏み倒したまま逝きよった。

色々な都合で亡くなってから葬儀まで日数が開いてしまい、その間タンスの整理でもするかとタンスを開けたら一番目に付くところに桐箱に入ったへその緒発見。私ら兄弟3人分。

それを浅野(仮名)に報告したら「お棺に入れてあげや」と言われた。
子供を産んだ女性は、産んだ子のへその緒をお棺に入れてあげると、閻魔様のところで産んだ数だけ罪が許されるとか。
それで母のお棺に私の兄弟三人分を入れて本日旅立って貰ったのだけど、この風習うちの親戚は誰も知らなかった。

山科生まれ山科育ちの浅野(仮名)。生まれも育ちも天使突き抜け一丁目の通崎先生もご存じだった。
てことは京都限定なのか?

と思って、京都出身の叔父に聞いたけど「聞いたこと無い」とな。

それで葬儀場の担当者に伺ったら「時々お入れになる方はおられますよ」とのこと。
一同「へ〜」って感じになり「うちのへその緒どこにあるやろ?」とおばさま達一時騒然となった。

今後うちの親戚のお葬式では、へその緒をお棺に入れるのが流行るかもしれない。

そして今回のお葬式で何が一番驚いたかって、お線香。
今までずっと突き刺して立てていたのに、立てたらあかんとか。
浄土真宗本願寺派は(実家の宗派も初めてちゃんと知った私)お線香を真っ二つに折って2本にして横に寝かせるのだそうな。
54年間立てて来た私。お婆ちゃんの時立ててなかったっけ?忘れてるだけか?
うちのわんこずのお線香も普通に立ててたし。ってわんこずは宗派も関係ないからええか。
まぁ今回、きちんとしたことが知れて良かったわ。今さらやけどね。

それにしても実家の豊中市の火葬場が工事のため受付数が限られており、予約を入れてもいつになるか分からないとかで、隣の箕面市での火葬になったのだけど、これがなんともご立派な火葬場で驚いた。
しかもお棺を運ぶ装置がめっちゃハイテク!!!
最近は凄いことになってますな。

あと、8月後半から連日何度も京都-豊中間の高速を往復していたおかげで、今まで80キロ以下で左車線をのんびり走っていた私が一番右車線を100キロで走られるようになった!
お陰で自宅から実家まで15分も早く到着出来るようになった。
素晴らしい。

と、この半年本当に色々な出来事があった。

今日小さくなって帰って来たおかん。
色々あったけど、あんたの娘に産まれてほんまに面白かったわ。
有り難う。

ところで、ずっとキャロ家に居候させて頂いていた弥太郎坊ちゃまは、本日ご帰還。
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キャロ一家はへとへとに疲れ果てていた。
長々お世話になり本当に有り難うございました。
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20:39 | ひなた | comments (2) | trackbacks (0) | page top↑